アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

令和の時代

 元号が「令和」になってから、世の中が目まぐるしく変化しているような気がします。
 まぁ、偶然なんでしょうけど、どうしても元号変更に伴って運勢が大きく変わったように思えます。
 必ずしも悪いことばかりではないにしろ、快適な生活に向かっているようで、逆に生きにくくなっている令和の幕開けだったなあと感じています。

1)ジェンダーレスの時代

 ここ4〜5年の間に「ジェンダーレス」という言葉が浸透してきました。
 これは多様性を尊重するという意味では個人的には喜ばしいことだと思います。
 それぞれの違和感を払拭するためにカミングアウトすることで生きやすくなるならそれは応援したくなります。
 本当の自分をさらけ出すことで新しい世界の扉を開けることができたわけですからその人にとっては幸せなことです。

2)新型コロナウイルスの時代

新型コロナウイルス」が流行したのもこの令和の歴史に刻まれる代表的な出来事です。
 緊急事態宣言まで発令されたことは前代未聞の出来事でした。それだけ日本を揺るがす事態となったわけです。
 しかも、日本のみならず全世界を恐怖に陥れたわけですから未曾有の事態でした。
 この影響を受けて生活を一変させられた方々もたくさんいました。
 特に飲食店や観光業界は大打撃を受けて廃業まで追い込まれた業者は少なくないでしょう。
 

3)個々の力で生きる時代

 2024年から新NISAが始まります。
 政府肝入りの施策で、個人投資家にとってはまさかの神改正で衝撃的な発表でした。
 前に述べたコロナ禍に多額の予算を注ぎ込んだこともあるのでしょうが、これまでのように60歳から年金を支給して高齢者の生活を保証していくことが困難になったのでしょう。
 国を頼らないでくださいね、自分の人生は自分で責任を持って生きていってくださいね、という時代がやってきました。

4)詐欺事件の時代

 年々便利になっていく世の中と同時に、そこを逆手にとってSNSを利用して卑劣な犯罪事件が横行するような時代になりました。
 黒幕まで辿り着けず、リスクに見合わない報酬で雇われた実行部隊だけが罰せられる。
 簡単に稼げるを謳い文句に若者が惹かれて犯罪意識がないのか、目先のお金につられて理性がぶっ飛んてしまっているのか、真相はどうかわかりませんが未熟すぎます。
 お金に対する執着心が強すぎるんですね。

5)物価高騰(円安)

 コロナ禍が明けて、人々の活動が元に戻ろうかという時にこの円安時代を迎えて大変になってきました。
 日本は自給率が低調なため海外からの輸入に頼らざるを得ないという弱点がもろに露呈されることになります。
 ウクライナ情勢も後押しして、物価は上がり、賃金は上がらす生活が苦しくなる一方です。

6)忖度の時代

 「日本人の美学」と言えるのかもしれませんが、空気を読む、気持ちを察することが社会に適合するためには必要とされています。
 コレがあることがキッカケでゆくゆく問題に発展することがあります。
 政治家絡み、人気タレント事務所絡みを始め、遂に明るみにでたかと言われる問題がこの令和になって爆発したんだなぁと思います。

 他に、令和になってから異常気象で作物の生育に影響したり、水害に見舞われることも多くなるなど、今のところ「令和時代」はチョット残念な感が・・・。