人手不足なのに就職難!?
コロナが明けて4年振りに行動規制なしの夏休みが始まリましたね。
それに伴い、海外からの観光客も増えてきているものの、対応する従業員が足りないという問題あって、コロナ禍でやむなく従業員を解雇してしまったことから必要な時に人手が足りないというニュースをよく見聞きします。
一方で、就職難で思ったように職が見つからないということも同じように聞きます。
何が原因なのか私なりに分析してみました。
①他社に就職済み
これが一番多いんじゃないかなと思います。
コロナ禍の仕事がない状況を従業員としても目の当たりにしていたわけですから、雇用者の気持ちも理解していたと思います。
世間も同様で自己都合の退職理由ではないため、再就職もスムーズに進んだと思います。
また、逆にこれはチャンスと見て異業種に鞍替えしようと積極的な転職になった方もいたんじゃないでしょうか。
②求職者が職を選んでいる
この理由も結構な割合であると思います。
前代未聞の感染症の脅威を体験した人類は、また同じ状況になるかわからないリスクがあるのであれば、同じ職を選ばないのではないかと思います。
今回を良い教訓にするならば、接客業は避けて、在宅勤務ができる職種の事務系が人気がでるように思います。
③高齢者を敬遠
求職者の年齢層を知らないので確かなことはいえませんが、60〜70代というまだまだ現役として働ける高齢者世代の雇用を敬遠していると思います。
過去の記事にもあるように「年齢はタダの数字」なので募集時の年齢制限なんてなくせばいいのにと思っています。
ただ、募集時に年齢不問にしたとしても年齢を聞いた段階で不採用になりそうです、
年齢だけで門前払いするのではなく体験させたうえで採用の可否を決めて欲しいものです。
④給料が見合わない
典型的な職業がトラックドライバーです。
高齢化も相まって人手不足になっている業界であるだけにドライバーの争奪戦が激化しています。
ドライバーとしては、当然いかに給料の良い会社で働けるかを考えますよね。
過酷な業務だけに自分を安売りしたくない気持ちはよくわかります。
そのため、良い人材は資力のある会社に流れていくので、相応の給料を支出できる会社が少なくなっているからだと思います。
⑤起業して独立
稼ぐためには何も雇われるだけではないわけで、起業することを選択した方もいると思います。使われる立場でいるリスクを負うぐらいなら起業してしまえという考え、アリですよね。
そもそも、コロナ禍で希望の就職先が見つからなかったという結果、起業したという方もいますね。きっと。
緊急事態宣言という未曾有の事態を経験したことで、何が起きても自分にはこんな生きる術があるから大丈夫だという武器を用意しておくことが理想です。