アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

戦争という愚行

 無差別に人の生命を奪う戦争。
 こんな悲しい愚行がいつまで続くのだろう。

 始めから銃や戦車、戦闘機などの凶器を使っていきなり撃ち合いとなることはないのです。
 争いは、最初は本当に些細な言い争いから始まるものです。
 大抵の場合、大事になる前に話し合いで問題を解決するように事を運んでいきます。
 それでも、最終手段となる戦争をせざる得なくなってしまう。とても悲しい・・・。

1)日本の行く末

 何万キロも離れた異国の地で行われている他人事ではないのです。
 日本もこれらの争いにいつ巻き込まれてもおかしくない状況に置かれています。
 近隣諸国との不和も聞こえてきますし、民主国家が相手ででなければ簡単な問題ではないです。
 それでも争い事は回避すべきですから、武力行使を受けないような国家になっていくのでしょう。
 アレを持つのかなあ・・・。

2)一個人ができること

 戦争は何も国同士のものとは限りません。
 同一国内でも思想の違いから内紛が起こり、無惨にも生命が奪われることもあります。
 宗教色が色濃く残る国に多いのでしょうが、国民1人1人が互いの意思を尊重していないところが根本にあると思います。
 どちらにも正義がありますから、どちらが良い悪いではないのです。
 ただ、人には思いやりを持って接することがスタートだと思ってます。

3)命の尊さ

「1度失くした命、世のため人のために使います」
 九死に一生を得た人がよく云う言葉です。
 まさに、生死の境を彷徨って生還したからこそ、口をついて出た言葉だと思います。
 生命を持ってこの世にいる以上、何かしらの役目を背負ってこの世に来ているのです。
 その運命を全うできるチャンスがこれから先にあるため生きていると考えています。
 短命の方は、短命なりの凝縮した運命を抱えているんでしょう。
 いずれの命も、絶対に人に奪われるものではないです。ましてや、望みもしない戦争なんかで奪われてはならないのです。

4)人道的支援

 日本は今のところ経済的な影響を受けているものの、生命の危機まではないです。今は・・・。
 しかし、現に何の罪もない人々が無差別に攻撃を受けている被害者に対してできる人道支援は何なのか。
 日本人としてできるのは物資の援助をすることでしょう。それも実際届けるのは自衛隊員の皆さん方が戦地に趣き任務を遂行してもらうことになります。1国民としては寄付する程度のことしかできないんです。
 こういうところで詐取する心無い行動をする方が出てこないことを祈ります。
 
 例えその争いに勝ったとしても、それは新たな争いを生む火種になります。争いは憎しみしか生まないのです。
 戦争は誰も幸せにしない愚かな行為であるということです。

この世から一切の戦争がなくなりますように。