アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

人生何回目?

 人間は積んだ徳の内容によって死後の魂がどんな生き物に乗り移れるか変わってくるという安藤サクラさん主演のドラマがありましたね。
 これは、バカリズム脚本のドラマですので独特な世界観で描かれています。
 私はこの世界観、結構好きです。

 若い頃って粋がってしまいがちなんですが、これはやはり人間としての経験が浅いからなんだと言うことです。
 でも、そんな中にも「人間出来てるなあ!」って感じる同級生もいましたから、こんな人は人生での徳積みを無意識のうちに実行していたんだろうなと考えちゃいますね。
 人間としての人生何回目でこうなれるのかなぁって感じです。

 そうかと思えば、いい歳しているのにまともな言葉遣いができず、稚拙な受け答えしかできない人もいます。
 こういう人に限って自分本位の主張しかできない人が多いように思います。
 前世は、人間だったのかどうか気になります。

人間の使命

 人間として生まれたからには、社会貢献をすることが使命なんだと思います。
 と言っても、これは本当に最近思うようになっただけで20代、30代の頃は自分の使命が何かなんて考えたことなんかありませんでした。
 不思議なことに40代になってこんな年寄りじみた感覚が身につき出したなぁって思ってました。
 でも実はこれ、年寄りじみているわけでも何でもなくて、40代になってようやくそれに気付いたかということなんです。
 

使命に気付いたあと

 私自身、これまでの人生を振り返ってみると、様々な愚行を繰り返してきたことから初めての人生を過ごしてきたのかなぁと感じます。
 また、人生を楽しんで過ごせてこなかったことも反省しています。
 
 カッコよく言えば、授かった命に感謝して充実した日々を過ごすことが理想でしょう。
 でも、そんな調子良くはいきませんよ。
 
 徐々に世の中の事が理解出るようになって、人間的に丸くなってくればいいです。
 そうなってきて初めて「あれ、そういえば今人生何回目なんだろう?」って考え出すようになる。
 
 こんな事考えるようになって、ようやく今が人生1回目だと気付くのでしょう。
 まだ遅くない。しっかり徳を積んでまた人間として生まれてきたいものです。