アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

公務員が住宅ローンを組む

 私は、幼少期から高校生まで父の会社の社宅で過ごしてきました。
 その時2階に住んでいたので、下の階の住人の迷惑になるので常にドタバタしないように言われていました。
 思いっきりはしゃぎたい気持ちを抑えていたことを大人になってからも覚えていたため、いつかは一戸建てマイホームを持つことが夢でした。

①住宅ローンを組む

 いい物件を探していたら子供が小さなうちにたまたま希望の立地条件の土地と出会い家を建てることができました。
 当然住宅ローンを組むわけですが、ここで公務員というステータスが活きてきました。
 正直、いくらでも貸してくれる感じでした。
 この時ほど公務員の社会的信用の高さを実感したことはなかったです。
 でも、これに便乗して言われるがまま借りると後で痛い目にあいますのでできるだけ現金を用意して何とか借入金額を抑えました。

②ローン金利って・・・

 当初は10年固定金利を選択して借りていました。
 しかし、同様にローンを組んでいる周りの方と金利の話をしていた時にウチの金利がバカ高いことに気付きました。
 すぐに借入金融機関に出向き金利の交渉をしたところ、あっさり半分ほど金利が下がったのです!
 これにはビックリしました。言ってみるもんだとその時思いました。
 その後、固定金利から変動金利に変更して更に金利を下げてもらって今に至ります。
 金利なんてあってないようなものだということを知りました。

③15年経過して・・・

 順調にローンを返済してきて15年が過ぎました。
 ここで新たな局面を向かえることになりました。
 15年点検で外壁塗装のリフォームを勧められました。料金は約3,000,000円!
 保証が切れるこのタイミングであれば割引できるといわれました。
 いつかはしなければと思っていましたけど、ここまで高いとは思ってもなかったです。
 しかし、今すぐこの金額を用意できないため見送ろうとしたところ、「リフォームローンを組めますよ。」と新たなローンを勧められました。
 住宅ローンが残る中、更にローンを組むなんて有り得ないと思い、この提案もお断りしました。

 現役公務員という立場は、「信用」があります。
 いつ辞めるかもわからないのにドンドン貸付を行う銀行はそれだけ上顧客として管理しているんですね。
 公務員は、社会的信用度の高い職場ということは間違いない事実です。