アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

人事評価と自己評価

 サラリーマン社会では、平社員は係長に、係長は課長に、課長は部長にといった具合でそれぞれが上司に査定されて評価されていきます。
 公務員もサラリーマンですから同様なことが行われています。
 我が職場では、人事評価を受けるために年2回、目標を記載した評価シートを作成します。
 これを元に実績を自己評価して上司に提出するものです。

 自らにミッションを課して目標達成を目指す。
 制度自体は真っ当な制度だと思いますが、ちょっと残念な点があります。
 それは形骸化してしまっていることと公務員に適した評価方法ではないところです。
 

①形骸化している

 半年間の実績に基づいて自己評価をするのですから目標を確認しながら作成していくわけです。
 私はどちらかというと自身を過少評価しがちな性格なので出来なかった部分は「✕」として提出していました。
 しかし、提出後に上司に呼ばれて「この✕は○に変えるように」という指示されるのです。
 これは上司が変わっても同じことを言われるということが続きました。
 自己評価を直されるってどういうことって思いますよね?
 できてると思えば上司が評価してくれたらいいだけだと思うのですが・・・。
 
 自己評価をそのまま受け入れないこの制度を続ける意味って何なのでしょうか?

②公務員に適さない評価方法

 公務員と民間企業との決定的な違いは、ノルマの有無です。
 ノルマがないというのは、目標を具体的に数値化できないということです。
 数値化できないというと、評価はどうしても抽象的にならざる得なくなります。
 逆に言うと評価はどうとでもなるということです。
 公務員にこんな評価方法をさせて何がしたいのか分かりません。
 
 トップダウンで降りてくるルールを守らざる得ない現場のやるせなさ。
 意図を伝えずにすると現場の士気に関わることなので双方納得した上で物事は進めていきたいものです。

【ビギナーシリース】

 先日、ボランティア登録をしてきました!
 未知の世界への第一歩です。
 どんな依頼が来るのか楽しみでもあり不安でもあります。