アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

世界の見方が変わったキッカケ

 仕事は最低限のルールを守って就業時間内に終わらせる事に全力を注ぐ。
 そして定時に終えて残りの時間を家族団欒やスポーツジムに通うなどの健康維持に使うことで飛躍的に気持ちが開放されます。

 この思考ができるようになったのは40歳を過ぎた頃からです。
 それまでの私はただ漠然と息をして生きているだけの状態でしたね。

 キッカケは、「気功」との出会いでした。
 気功を教えてくれた先生の講義が衝撃的だったのです。
  
 気功ってスピリチュアルな世界なので世間一般的には引いてしまいますよね。

 でも、その気功の講義は今までの常識が一変するような講義でした。
 ここで聴いた話は、今見えている世界が全部じゃないんだ、今の世界を俯瞰してみることで世の中の本質が見えてくるんだと教えてもらいました。

 ここから生活がガラリと変わるんです。
 例えば、20年続いていた喫煙習慣がピタッと止まり、すぐ近くにあったけど見向きもしなかったスポーツジムにも通うようになったりと普段の生き方への意識の向け方が変わりました。
 
 これは本当に不思議でしたねえ。
 理屈じゃないのでうまく説明できないのがもどかしいです。
 
 少し高いところから自分を俯瞰的に見ることでそれまでの生き方を見つめ直しました。
 これが「人生の主人公は自分」だと考え始めた原点でした。
  
 人にはそれぞれ人生の転換期があると思います。
 その転換期のサインに気付けるように先入観を持たずにフラットな状態を保っていたいものです。