何気ない日々に感謝!
人間の欲は果てしないものです。
欲しいものがあってそれを手に入れたとしても、もう1つ欲しくなり、もっと良いものに目がいくことになります。
際限なき欲求を追い求めていてはいつまでも満足できません。
金銭欲なんて最たるものです。
毎月いくら稼げたら幸せかなんてことが話題になることがありますが、答えは「無限」です。
いくら稼いでも足りないと思うのであれば、借金しない程度で生活できるようになった時点で問題ないわけです。
頭ではわかっているけど、もっと欲しいという気持ちを抑えるには・・・。
1)「今」を満足する→足るを知る
今生活していくのに、借り入れなく送れているのであれば生活は成り立っています。
この生活環境に感謝すればいいだけです。
例えば、隣の住人が高級車を買ったとしても、それがなければ生活していけないわけじゃない。
車なんてタダの移動ツールとして存在してるんだと思えばいいわけです。
今あるそれをいかにメンテナンスして長く利用できるようにするかを考えた方が、合理的だと思います。
2)周りの環境に感謝する
この生活は、自分一人で成り立っているわけではないことを理解して感謝することです。
家族がいて、同僚がいて、気の合う仲間がいて等といろんな人間模様が折り重なって世の中は回っているんです。
1つでも欠けると、いい意味でも悪い意味でも別の世界になっていくのです。
家族と同僚は全くの別人だと思うかもしれませんが、私は実は根底では繋がっている気がしています。
例えば腰を痛めれば、歩き方が悪くなり足まで痛くなるのと同じで、1つ失うとバランスが崩れてしまい色んなところに影響が出るんだと思います。
3)「あ〜楽しかった!の一言
毎日の生活の中には、楽しいこと、辛いこと、悲しいことが存在しています。
寝る前に今日一日の中で楽しかった、嬉しかったことを思い出して「あ〜楽しかった!」と言葉に出してみると生活の満足度が上がると思います。
例えば、今日のランチが美味しかったとか、仕事で悩んでいたことが一瞬の閃きで解決したとかちょっとしたことでいいんです。
自分の言葉を1番近くで聞いているのは自分の耳です。耳を通して脳に幸せな感情をいっぱい送ってあげるイメージができればいいのではないでしょうか。
人生の最後にこの言葉が言えれば最高です!
これらのことは、日々の生活に満足しているからそんなことが言えるんだ、毎日苦しくて辛い現状がある場合はどうしたらいいんだと聞こえて来そうです。
その場合は、自分が必要とされる場所を探すことから始めればいいと思います。
生まれた環境から不遇の生活を余儀なくされることもあることは否定しません。
皿洗いができる、近所のゴミ拾いができる、兄弟の勉強を教える等自分にできることがあるはずです。それらを1つずつこなしていくことで自己肯定感が高まって来ます。
そこから徐々に現実の世界の見方が変わってくると思います。
それが「感謝する」ことの真髄だと思います。