アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

最近の事件どうなの!?

 最近メディアで取り上げられる事件の中で、児童虐待や強盗、強盗致傷事件などをよく目にするように思います。
 とても痛ましいし、あまりにも稚拙な思考の結果の産物だと思えてなりません。
 いずれにしても弱者を狙うという卑劣さが際立つ事件ですね。
 

児童虐待

 児童相談所は行政機関ですので同じ公務員です。
 事が起きる度になぜ対応できなかったのかってニュースを見ると「そんな簡単じゃないですよね」って同情します。
 ある程度の職権を持っているため、対応も思うままにできるかと言えばそうでもない。
 親子関係って第三者からみて全てを理解することなんて不可能ですからね。
 当然、親権は親にあるわけで保護することに激しく抵抗されれば・・・難しいでしょう。

 我が子を虐待する気持ちは、同じ親として理解しかねます。
 とはいえ、複雑な家庭環境があることは否めなくて事件は起こるべくして起こったんだということもわかります。
 児童虐待の特徴としては、シングルマザーもしくは同居する内縁の夫(彼氏)が容疑者として報道されるところです。
 身近に頼れる人がいないとストレスも溜まるだろうし、内縁の夫(彼氏)との関係を優先するあまり加担したり、見て見ぬ振りをしてしまうのでしょう。
 わからないわけでもないけど、内容は成長しきれていない大人コドモが、子供をイジメているということです。

 地域で子育てが出来ない時代のためこの問題は今後もなくならないと思います。
 社会弱者を作り続ける限り。

②強盗、強盗致傷

 知らないうちに特殊詐欺に加担して犯罪者になっているというニュースが相次ぎましたね。
 これも背景にあるのは弱者の立場を利用して行われた犯罪だと思います。
 元々、闇バイトに募集してから事は始まっていると報道されています。
 バイトを引き受けた時点でもう逃げられないという建て付けになっています。
 
 これだけニュースで取り上げられていながらも、この手の犯罪が繰り返されるのはどうしてなのか?
 1つ目は、ニュースを見ない。
 簡単に高額な報酬が受けれることはまともな仕事ではないということをわからないんでしょうね。
 2つ目は、まともな仕事ではないことだとわかりながらもしなければならない程切羽詰まった状態の人が大勢いるということです。
 
 これら2つの問題に共通するのは、社会的弱者であるところだと思います。
 虐待にしろ、犯罪にしろその行為に及んだ事はその人にとっての正義だということです。

 問題が起きた時、解決するために相談に乗ってくれる仲間がいないことがこの結果を招いてしまったということです。

 人との繋がりが薄くなってきている世の中が更に広がるようならこれらの問題を根絶させることなどできないと考えます。