アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

年齢なんてタダの数字!

「年齢なんてタダの数字!」
 これは、連ドラ「Dr.チョコレート」の主人公唯ちゃんのセリフです。
 10歳にして天才的なオペ技術を持つ唯ちゃんは、心臓外科医の父と長寿遺伝子研究者の母親との間に生まれ、幼い頃から父の影響で外科手術のシミュレーションにハマり、高度な医療技術を身につけたという設定です。
 そんな天才医師の噂を知った依頼者が執刀医が子供だと知って「こんな子供が執刀医!?」と言われた時に発せられる言葉です。
 
 説明が長くなりましたが、この言葉には心に刺さるものがあります。
 このドラマの設定は、子供が常識では考えられないスキルを持っているという設定ですが、逆に50歳になったおじさんが新たに物事を始めることにも勇気がもらえる言葉だと思いますね、

①できない理由よりできる理由を探す

 いくつになってもやりたいことを始められる。
「この歳になってこんなこと・・・」って考えて躊躇してしまうことって多くないですか?
 私自身、メチャメチャ思い当たる節ーがあります。
 ついつい年齢がとか、今更とか、できない理由ばかり考えてチャレンジしないことを正当化する自分がいます。言い訳していることに気付かない振りをして。
 これをしている限り新しい世界を見ることはできないですから、稼ぐ力スキルを身に付けるなどやらなければならない理由を考えていきたいです。

年功序列は死語か!?

 公務員は年功序列の代表組織であることは有名です。最も実際は、ある程度能力を鑑みて昇進していきますので完全な年功序列ではないです。
 しかし、どれだけ実力があろうと、ある年齢にならないとそれ以上の昇進はないというものはあります。これはマサに暦年齢を基準に考えている事が原因となっています。
 年功序列は実力のある若手職員のヤル気をごっそり削ぎ落とし、優秀な職員を次から次へと失っていく現象が起きています。これが組織弱体化に繋がるわけです。
 もはや、この制度の存在意義がないのかも。

③バランスの取れた行動

 そうは言っても暦年齢については、全く無視できるものではないです。
 暦年齢が上の方が、人生の経験値が高いことは紛れもない事実で間違いありません。
 この経験は大きなアドバンテージになり得ます。

 また、身体の大きさによって使用できないものや組織のイロハを理解していない等の一定の行動制限をする際には暦年齢での判断は必要かなあと思います。
 何事もバランス感覚が大切だということですね。

「年齢なんてタダの数字」

 シンプルなセリフですが、妙に心に残ってしまいました。