シンプル・イズ・ベスト
Appleの創業者の1人であるスティーブ・ジョブズ氏の名前聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
全身真っ黒のイメージがありませんか?
彼がいつも同じ服を着るのは、何を着ようか決める決断にエネルギーを費やすぐらいなら、重要な決断に費やすエネルギーを節約するためというのが理由だそうです。
生活していくために限りある時間とエネルギーをどういった配分で消費していくかはとても重要なポイントです。
1)イエスorノー
物事の決断は簡単に割り切れるものばかりではありません。しかし、ざっくりとした答え「イエス」or「ノー」で大まかな道筋を決めます。
そうすることで方向性が絞られ、その後の選択肢を大きく減らせます。
選択肢が減れば次の決断は比較的楽になります。
そのようにして最終回答まで最速で導くことができれば効率的で最高です。
とはいえ、最初の「イエス」or「ノー」の分岐点で間違ったかなと思うときもあるでしょう。
でも、きっとどちらを選んでも結果に大差はない
と思います。
だって如何なる結果であったとしても間違ったかなと思うからです。
2)食事は昔のメニュー
現代病と言われるほとんどの病気は、食事と人間関係だと私は思っています。
特に、食事は肥満を始めとする内臓系疾患に深く関わっているわけです。
昔にはなかった病気(解明できなかっただけかも知れませんが)が発表されています。
その頃の食事は、ご飯、味噌汁、漬物というシンプルなメニューで構成されていました。
実はこれだけで必要な栄養が摂れていると思います。物足りないなと思えば、味噌汁に野菜をたくさん入れて食べるだけで十分なのかも知れません。
3)ブランドより上質なもの
私達が生活していく中で必要なものは、いかに良質な物を長く使うかに重きを置くことがゴミを増やさず、経済的にも有効な判断になると思います。
しかし、今や世界各国がブランドを掲げビジネス競争に拍車がかかり、どんどん人々の購買意欲を掻き立て、心を奪っていかれる。
ブランド力でなく、シンプルに良質な商品をもっと世に広められれば、日本を含めた世界各国、引いては地球全体の発展に繋がると思います。
4)やりたいことだけやる
これまでのように大半がサラリーマンになる時代は終わり、今からは個人のチカラで生きる時代。
つまり、組織に頼らずに自分なりの技量を持っていないと生き残れない時代です。
私自身「やりたいこと」を見つけることに苦労しているので、もっと若い頃からこのシンプルな思考が出来ていればと思う時が多々ありますね。
「やりたいことをやる」というシンプルな行動は、全ての行動を好転させるチカラがあるように思います。楽しく行動出来れば幸運の空気のオーラに包まれそうですもんね。
人生に正解はない。
1つの答えにこだわらずともいい。何でもOK!
難しく考えてしまいがちで、周りに流されやすい環境にいがちな世の中ですが、
自分の心に素直に「シンプル・イズ・ベスト」を目指しましょう。