アラフィフ公務員の悟り

人生の主役は自分だと気づいたある公務員

国民より幹部職員を優先する!?

 自分の信念に従って行動する人生を送る。
 そのために働く場所がここなのか?
 
 今日は公務員だからこそココは大切にすべきなのではという体験をお伝えしたいです。

 私の職場では定期的に繁忙期がやってきます。
 その時は来客が多く駐車場がごった返します。
  
 現場がそういう状況になりますと監督部署の幹部が現場を視察に来るのが通例になっています。
 幹部が来るとなれば迎える幹部たちは気を使うわけです。
 まるでドラマ「踊る大捜査線」の警視庁から管理官が来るとなったら所轄署の幹部たちが大騒ぎするあのシーンのようです(古くてスミマセン😅)

 混雑状況を視察に来るわけですからはそれに合わせて駐車場も混雑していることも承知しているはずです。
 この駐車場は来客優先に使われなければならないものです。
  
 しかし、視察に来る幹部が乗ってくる運転手付きの公用車が駐車できるように一画にパイロンを置いて確保するように指示されたのです。
 この時間は1台分が空き待ち状態になリます。
  
 えっ!?と思った私は
  「ここは来客優先にすべきじゃないですか?」と尋ねました。
  上司は「その考え方は危険だ。」と一蹴。
  
 言葉の真意は
  ‘’この程度の忖度をできなくてどうする‘’です。

 こんな時に身内に気を使わなかったとして怒る幹部なんていないと思いますが・・・。
 あなた達はその立場で行政サービスをどのように考えているのかと思いますよね。
  
 時代錯誤のこの組織に未来はあるのでしょうか?